(焼そば その20)○ 「あんかけ風 やきそば弁当 期間限定中華スープ付」(マルちゃん)北海道限定のカップ焼そばとしてお馴染みとなっているやきそば弁当シリーズから登場したあんかけ風やきそば弁当が発売1周年記念として中華スープが付きました。 しかもスープが付いている期間が限定されているということなので速攻で買いましたよ。やきそば弁当の魅力の一つとして中華スープの存在はかなり大きいですからね。 お湯を入れて3分、中華スープの素を入れたカップに戻し湯を入れて残り湯を捨てます。蓋を全部剥がしてからお湯を入れてあんかけの素を入れてかき混ぜれば完成です。 まずは良い香りのする中華スープを一口いただきます。麺の出汁が効いていて中華スープの独特の味わいも良い感じで改めてやきそば弁当の魅力を感じることができます。 続いて麺を一口いただきます。熱々で中華飯を思い出させてくれるような味わいのあるあんが麺によく絡むとともに麺自体もコシが強いのでとても美味しくいただけます。 具は肉、キャベツ、キクラゲ、ニンジンの4種類となっており、ミンチタイプの肉にはしっかりと味がついており、キャベツとキクラゲは食感を楽しむことができます。 本格的なあんの味わいと麺の相性の良さを楽しむことができ、中華スープの美味しさもいただけるといったある意味贅沢な一品。弁当というより中華セットに近いです。 ○ 「焼そば 塩カルビ味 ゆず胡椒風味」(サンヨー食品) 焼そばの肉としては贅沢なカルビが入っていて、しかもいろんなソースや風味で楽しませてくれるカップ焼そばシリーズなのですが、今回はゆず胡椒風味となっています。 ゆずの香りとほどよい辛味!といったことがパッケージに書いてありましたが焼そばとしてあまり聞き慣れないゆずの香りがはたしてどのような存在感なのか楽しみです。 お湯を入れて3分、火傷に注意しながらよく湯切りし、蓋を全部剥がしてから特製調味だれを入れてかき混ぜ、最後に特製ふりかけをかけて軽くかき混ぜれば完成です。 早速、ゆずのとても良い香りが漂う麺を一口いただきます。口に含んだ瞬間にゆずの風味が広がってくるとともに酸味と胡椒のキレのある辛さを楽しむことができます。 麺自体は細めのややちぢれ麺となっており、少しベタ付き感はありますが、固さ自体はほどよいものとなっているので最後まで美味しくいただくことができます。 具はカルビ肉、キャベツ、ゴマの3種類となっており、主役のカルビ肉は小さくてもしっかりとカルビ味を楽しむことができ、キャベツは甘くてシャキシャキしています。 ゆずの心落ち着くような風味とパンチの効いた塩胡椒のコラボを楽しめるような一品。さっぱりとしていることもあって最後まで飽きることなくいただける一杯です。 ○ 「北の焼そば 函館いかめし風しょうゆ味」(日清) 北海道限定のカップ焼そばで北海道日本ハムファイターズを応援していることでお馴染みとなっている北の焼そばシリーズから函館いかめし風しょうゆ味の登場です。 北海道らしさを演出するうえで欠かせない函館のいかめしをイメージしているというのが良いですね。ソースに道南産がごめ昆布を使っていることにも注目したいです。 お湯を入れて3分、しっかりと湯切りをしてから蓋を全部剥がし、液体ソースをかけて麺に絡むようしっかりとかき混ぜれば完成。焼そばとは思えない香りがしてきます。 まずは、いかめしならではのソースというよりタレの香りが漂う麺を一口いただきます。甘くて濃いめの醤油味はまさにいかめしを思わせる味わいで結構良い感じです。 イカの風味もしっかりと麺に染みこんでいるような感じとなっており、麺そのものもベタ付かずに柔らかすぎることもないので最後まで美味しくいただくことができます。 具はイカ、キャベツの2種類となっており、イカは硬めの食感と噛めば噛むほど味わい深くなる感じがとても良く、キャベツはシャキシャキ感と甘さがソースに合います。 目を閉じているととても焼そばとは思えないいかめしの風味を心地良く思えるような一品。他では間違いなく味わうことが出来ない独特の美味しさとなっています。 ○ 「四季物語 春限定 焼そば」(マルちゃん) 一年中、同じ味わいしか楽しむことができないのではなく、四季の味わいを楽しもうということで2010年に発売された四季物語が2011年も健在です。 たけのこと菜の花入り、醤油・出汁が利いた和風味。新製法つやもち麺仕上げ。見た目は前作と似たような雰囲気なのですが中味は違うので違う味わいを楽しめそうです。 お湯を入れて3分、火傷に注意しながらしっかりと湯切りをし、蓋を全部剥がしてから液体ソースをかけてよくかき混ぜれば完成。酸味がかった醤油の香りがしてきます。 まずは、麺を一口いただきます。香り同様に少し酸味があるような感じとなっており、和風だしが利いた醤油味のソースが全ての麺にしっかり染みこんでいる味わいです。 麺自体はつやもち麺仕上げということで滑らかな舌触りとモチモチとした食感というのを楽しむことができ、素直に食べて美味しいなと思えるのがとても嬉しいですね。 具はタケノコ、菜の花の2種類となっており、タケノコは食感が良いことに加えてタケノコ本来の味わいを良く楽しむことができ、菜の花は独特の苦みがとても良いです。 焼そばの具として味わうことがなかなか出来ないタケノコと菜の花の美味しさを手軽に楽しむことができる一品。麺の食感も進化しているので間違いなく美味しいです。 ○ 「バジルチリ焼そば パッキーマオ味」(ヤムヤム) タイのヤムヤムというメーカーが作って日本に輸入したカップ焼そばの登場。日本では珍しい緑の縦型カップで、その名もバジルチリ焼そばのパッキーマオ味です。 バジルチリ焼そばというネーミングだけだとなんとなくこんな味なのかというのは想像できますが、パッキーマオ味とははたしてどのような味わいなのか想像できません。 とにかく食べてみないと解らないということでお湯を入れて3分待ち、予め自分で開けた湯切り穴からしっかりとお湯を捨て、粉末ソースと調味油を入れたら完成です。 タイの調味油はどうしてこんなに出しづらいのかということを感じながら一生懸命にかき混ぜた麺を一口いただいたのですがバジルの風味と酸味が一気に攻めてきました。 ニンニクの良い風味とともに唐辛子の辛さも口一杯に広がってくるといった感じで、麺そのものは細めでボソボソとした食感となっており日本の焼そばとは違いますね。 具はイカ、エビ、ニンジンの3種類となっており、イカとエビはしっかりと噛み締めると風味を味わうことができるといった感じで量的にもまあまあとなっています。 キレのある辛さとバジルとニンニクの風味を楽しむことができるような一品。結局、パッキーマオ味の意味は解りませんがタイらしい味わいを堪能することができました。 ○ 「UFO 東日本限定ソース」(日清) 日清のカップ焼そばとして長きに渡って愛され続けているUFO。誕生してから35周年ということで東日本限定ソースを引っさげて登場しました。 スパイスの香りとポークのうまみで厚みを持たせた東日本限定ソースということですが、今までのソースが西日本限定版なので東日本だけが新しいソースを味わえます。 お湯を入れて3分、火傷に気をつけながらしっかりと湯切りをし、ソースをかけてよくかき混ぜてからふりかけをかければ完成。食欲をそそるソースの香りが良いですね。 早速、麺を一口いただきます。見た目ではかなり味が濃そうな感じがしたのですがそれほどでもないので食べやすく、程良い酸味と甘さが絶妙に合わさって美味しいです。 麺そのものは太めということでモチモチとした食感を楽しむことができるとともにソースもしっかりと絡むのでいつまでも偏りのない美味しさを堪能することができます。 具はダイスミンチ、キャベツ、青海苔、紅ショウガの4種類。ダイスミンチはソースと違った味付けとなっており、青海苔と紅ショウガはふりかけなので風味が良いです。 主張しすぎないソースの味付けとモチモチ麺のコラボを心地良く楽しめるような一品。ある意味上品な味わいと言っても間違いのないソースはなかなかの美味しさです。 ○ 「鮭マヨ焼そば 醤油バター味」(マルちゃん) 焼そばといえばソース味や塩味が主流となっていますが、おにぎりの具材として人気のある鮭マヨとご飯によく合う醤油バターがコラボした焼そばが登場しました。 鮭とマヨネーズの組合せが食欲をそそる新定番の味!!といったことがポイントとして書いてありますが、鮭マヨと醤油バターが合わさったことの方が気になりますね。 お湯を入れて3分、火傷に注意しながらしっかりと湯切りをし、蓋を全部剥がしてから液体ソースを入れてよくかき混ぜ、最後にマヨネーズを満遍なくかければ完成です。 早速、醤油バターのとても良い香りとマヨネーズの香りも漂う麺を一口いただきます。口一杯にバターの風味が広がって舌でマヨネーズと醤油を味わうといった感じです。 最初は合わないと思っていたのですが、醤油バターとマヨネーズの組合せはなかなか良いコンビネーションですね。麺もベタベタすることなく食べやすいので好印象です。 具はシャケ、キャベツの2種類となっており、目玉の鮭は思ったよりも大きくて塩味がしっかりと効いており、ご飯のおかずにしたくなるような美味しさとなっています。 醤油バターの風味の良さとマヨネーズの酸味が絶妙な美味しさを表現している一品。鮭の美味しさも本格的となっているので一度は食べることをお薦めできます。 ○ 「ソース焼そば フルーツの甘みと酸味がかくし味」(トップバリュー) イオングループのプライベートブランドとしてお馴染みのトップバリューのソース焼そばがソースをリニューアルして再び食卓に進出してきました。 全く違うテイストではなくリニューアルということでどのくらい味に変化があるのかなかなか解りづらいです。ただ従来よりも美味しくなっているのは確実でしょう。 お湯を入れて3分、火傷に注意しながらしっかりと湯切りをし、蓋を全部剥がしてから液体ソースをかけて麺に絡むようにかき混ぜ、最後にふりかけをかければ完成です。 早速、食欲をそそるようなソースと青海苔の良い香りが漂う麺を一口いただきます。酸味が控え目で甘みが強めの味わいとなっており、ふりかけの辛味も良い感じです。 麺そのものはノーマルタイプのややちぢれ麺となっており、思ったよりもベタ付き感が少なくてソースとスパイスがしっかりと染みているような美味しさとなっています。 具は肉、キャベツの、青海苔の3種類となっており、肉は挽肉を一回り大きくした感じなのですが味がしっかりと解り、キャベツはシャキシャキとした食感が良いですね。 甘酸っぱいソースときれのあるスパイスが絶妙な感じで合わさっているのを美味しく思えるような一品。大きな変化は解りませんが間違いなく美味しい一杯でした。 ○ 「塩焼そば さっぱりレモンのかくし味」(トップバリュー) イオングループのプライベートブランドとしてお馴染みとなっているトップバリューの塩焼そばが塩ダレをリニューアルして再び食卓に進出してきました。 全く違う味付けになったのではなくリニューアルということで以前にいただいたものと味を比較するのはかなり難しいです。ただ間違いなく美味しくなっているでしょう。 お湯を入れて3分、火傷に注意しながらしっかりと湯切りをし、蓋を全部剥がしてから液体ソースをかけて麺に絡むようにかき混ぜ、最後にふりかけをかければ完成です。 早速、レモンと胡椒の香りが混ざった麺を一口いただきます。程良い脂分となっているので口当たりがよく、塩気もちょうど良い感じになっているので食べやすいです。 レモンの酸味も気になるくらいに感じることがないので後味も良く、麺自体も細めでベタ付き感もそれほど無くコシの強さもまあまあのため美味しくいただけますね。 具は挽肉、キャベツ、ゴマの3種類となっており、挽肉は塩ダレよりも濃いめの味付けで、キャベツはソースの味わいによく合うような甘さを楽しむことができます。 レモンの酸味と胡椒が合わさったソースが気分をサッパリとさせてくれるような一品。朝から美味しくいただけるくらいに食べやすい一杯となっているのが良いですね。 ○ 「静岡富士宮有名店の味 うるおいてい やきそば」(とかち麺工房) 静岡富士宮有名店の味ということで地元でしか味わえない一杯を手軽に味わえるようにした有名店の味シリーズから店主監修により誕生した富士宮やきそばの登場です。 B級グルメの王道の一つとしてお馴染みとなっているうるおいていの富士宮やきそばは十勝新津製麺時代にも登場しているので今後も必要不可欠な存在なのでしょう。 お湯を入れて4分、しっかりと湯切りをし、蓋を全部剥がして特製ソースとレトルト具材を入れてよくかき混ぜ最後に削り粉とアオサと紅ショウガをかければ完成です。 早速、麺を一口いただきます。口に含んだ瞬間に濃い味でコッテリとしているソースの旨さを感じることができ、いりことアオサの風味も同時に楽しめることができます。 麺そのものは氷結乾燥ノンフライ麺ということでしっかりとしたコシの強さというのを楽しむことができ、ソースもしっかりと絡むので最後まで美味しくいただけます。 具は豚肉、キャベツ、紅ショウガ、あおさの4種類。豚肉はレトルト具材ということで本格的な肉の食感と旨みを味わうことができ、キャベツは大きくて食感が良いです。 ソースの旨みと麺の食感に加えて本格的な具材の味わいを楽しむことができる一品。ご飯が欲しくなるような濃い味のソースなのですが後味はスッキリとしています。 |